ピーター・ノイマン
詳細情報
- 所属
- 米海軍研究所(NRL)
- 主な業績
- オニオンルーティング、Tor
SRIインターナショナルの研究者で、1985年から「RISKS Digest」にコンピュータの失敗事例を集めて注釈を付け続けてきた人物。
ノイマンは1960年代にベル研究所でMulticsに携わり、1971年にSRIへ移って以来、半世紀以上そこに在籍した。1985年8月にはACMのRISKS Forumを開設する。航空機のソフトウェア障害から不条理な公共料金の請求書まで、あらゆる話題を扱う管理者付きメーリングリストで、以後この分野における「ものはどう壊れるか」の集合的記憶として機能してきた。
その蓄積は著書『Computer-Related Risks』(1995年)や、Communications of the ACMの長寿コラム「Inside Risks」になった。彼が繰り返し述べるのは、大事故の原因は単一ではなく、弱い設計、人為的ミス、技術への過信が重なる場所で起きるということだ。のちにはケイパビリティ方式のCHERIアーキテクチャにも関わった。