ジーン・スパフォード
誰からも「スパフ」と呼ばれるアメリカの計算機科学者。Usenetのグループ一覧を管理し、のちにコンピュータセキュリティの代表的な論客となった。
1980年代を通じて、スパフォードは稼働中のニュースグループの月次一覧を投稿しており、各サイトは何が公式に存在するのかをそれで知った。彼はバックボーン・キャバルの目立つメンバーのひとりでもあった。この一覧は事実上Usenetの登記簿であり、事務的に聞こえる仕事が、どの議論が生き残るかを静かに決めていた。
1988年11月にモリスワームが数千台のマシンを停止させると、彼はその感染の仕組みを技術的に分析した最初期の論文のひとつを書いた。パデュー大学では1992年にセキュリティ研究室COASTを創設し、1998年にはそれがCERIAS研究センターへと発展した。軽率なセキュリティ対策を何十年も戒め続けてきたが、聞き入れられた回数より、正しかった回数のほうがかなり多い。