モリスワーム
詳細情報
- 作者
- Robert Tappan Morris
- 年
- 1988
- 種類
- ワーム
1988年11月に放たれた、インターネットのかなりの部分を目に見える形でダウンさせた、最初の自己増殖プログラムである。
コーネル大学の大学院生Robert Tappan Morrisが、1988年11月2日にMITのマシンから放った。標的はBSDを動かすVAXとSunのシステムで、侵入経路は3つあった。fingerd のバッファオーバーフロー、sendmail のデバッグモード、rsh の信頼関係で、弱いパスワードの推測がそれを補った。
目的は、ネットワークの規模を測ることだったとされる。ところがロジックの欠陥のせいで、同じマシンに何度も再感染し、負荷でホストが音を上げた。被害は、当時接続されていた約6万台のうち数千台と見積もられている。Morrisはコンピュータ不正行為取締法で有罪となった最初の人物になり、DARPAはカーネギーメロン大学にCERT/CCを設置する資金を出して応えた。彼は後にY Combinatorを共同創業し、MITの教授になった。最初の印象の悪さから立ち直る方法の一つではある。