ペンプロッター
本物のペンで紙に描く出力装置。文字ではなく線画のために作られた。
プロッターは画像をドットで組み立てるのではなく、ペンを持って紙の上をなめらかに動かす。人の手の動きに近い。2つのモーターがペンと紙をX軸・Y軸に動かし、3つ目がストロークの合間にペンを持ち上げる。描かれるのはラスターではなく線、つまり本物のベクターグラフィックスだ。方式には、紙が動かないフラットベッド型と、ロール紙を往復させるドラム型があった。
1970〜80年代、CAD図面、地図、大判の出力に欠かせず、多くはHP-GL言語で駆動された。色ペンのカルーセルで、描画の途中で色を替えることもできた。1990年代に大判インクジェットが速くなり、ペンが苦手なベタ塗りもできるようになると、ほとんどの設計室から姿を消した。