特許誓約 (Patent pledge)
特許権者が、特定の利用者(たいていはオープンソースプロジェクト)を侵害で訴えないと公に約束すること。
先陣を切ったのはIBMで、2005年に500件の特許をオープンソースに対して行使しないと誓約した。2006年にはMicrosoftがファイル形式とプロトコルを対象にOpen Specification Promiseを出し、Googleは2013年にOpen Patent Non-Assertion Pledgeを開始、Teslaは2014年に「善意」で技術を使う者を訴えないと発表した。いずれも一方的なもので契約は交わされないが、公の約束がある以上、後で法廷で逆の主張をするのは気まずい。
価値を決めるのは細則だ。多くの誓約には防衛条項があり、受益者が誓約者を訴えれば効力を失う。「善意」の定義も約束した側が決める。特許誓約は停戦であって、武装解除ではない。