紙テープ
プログラムを紙の帯に開けた穴で保存する媒体。パンチカードより安価で、順序の入れ替えはできない。
この技術は電信に由来し、コンピュータが登場するはるか前から、5穴のテープがボーコードを運んでいた。コンピュータ用機器では1行8穴で、ASCII文字の各ビットに1穴ずつ割り当て、紙送りのスプロケット穴の列が付く。テープはテレタイプや専用パンチで穿孔し、光学式または機械式で読み戻した。カードの束と違って並べ替えができず、間違いを直すには新しいテープを作るか、はさみと接着テープで継ぐしかなかった。
この媒体はColossusの入力から初期のマイコン用ソフトウェアまで、あらゆるものを運んだ。MicrosoftのAltair BASICは1975年に紙テープで配布され、愛好家の集まりで盛大にコピーされたため、ビル・ゲイツは「ソフトウェアには誰かが対価を払うべきだ」と訴える有名な公開書簡を書いた。