不透明移動
ウィンドウをドラッグ中、空の枠ではなく内容を表示したまま動かすこと。初期のウィンドウマネージャは、CPUへの敬意からこの贅沢を切っていた。
第一世代のXウィンドウマネージャは、ウィンドウではなく長方形を動かしていた。タイトルバーをつかむと、twm は XOR の枠をルートウィンドウに直接描き、マウスに追わせ、ボタンを離したときにようやくウィンドウを置いた。その間はサーバー全体のグラブを保持して他のプログラムが線の上に描けないようにしたので、ドラッグ中は画面の残りが固まった。実際にウィンドウを動かせば、バッキングストアのないプログラムに Expose イベントが大量に流れるが、68020にはその余裕がなかった。
代替が不透明移動で、ウィンドウが内容ごとついてくる。FVWM は設定で選べるようにし、Windows 95 Plus! の「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」設定とも並ぶ。コンポジティング・ウィンドウマネージャでは、そもそも選択の余地がなくなった。