OAEPパディング
RSA暗号化のパディング方式。暗号文をランダム化し、ブライヒェンバッハー攻撃の最も容易な経路を塞ぐ。
Optimal Asymmetric Encryption Paddingは、1994年にベラーレとロガウェイが提案した。2つのハッシュ関数を通してメッセージとランダムなデータを混ぜるため、同じ平文でも毎回異なる暗号文になる。PKCS #1 v1.5にはこうした構造がなく、1998年にブライヒェンバッハー攻撃を受けた。同じ年、OAEPはPKCS #1 v2.0の標準となった。
OAEPも万全ではない。2001年にマンガーは、復号時にどのエラーが起きたかを漏らす実装はパディングオラクルと同様に突かれうることを示した。方式自体は健全だが、コード側のエラー処理は無言で、常に同一でなければならない。