ニールス・プロボス
bcrypt、OpenSSHの権限分離、honeydを世に送り出したドイツ出身のセキュリティ研究者。
1999年、プロボスとデビッド・マジエールは、ハードウェアが速くなるほど遅くできるコスト係数を持つパスワードハッシュbcryptを発表した。OpenBSDの標準となり、四半世紀後の今も妥当な選択肢であり続けている。暗号の世界では珍しいことだ。
OpenSSHでは権限分離(2002年)を導入した。ネットワークと話す部分を非特権で動かすことで、そこのバグがroot権限に直結しないようにする仕組みである。ネットワーク全体を模擬するハニーポットhoneydと、サンドボックスツールsystraceも書いた。Googleではマルウェアを配布するWebサイトの調査を行い、その成果はSafe Browsingにつながった。のちにStripeのセキュリティ責任者となった。