bcrypt
パスワードハッシュ関数。1999年にニールス・プロヴォスとデビッド・マジエールが考案した。「ワークファクター」(コスト)で適応でき、CPUが速くなれば引き上げる。ソルトはハッシュ出力に埋め込まれる(自己記述的)。1999〜2020年の標準的な選択だった。
2025年時点でサーバー側ハッシュの最低ラインはコスト12(4096回の反復)。現代のCPUで1回のハッシュに約250ミリ秒かかる。出力形式は $2b$12$saltsaltsalt22charsHashHashHash31。競合はArgon2(2015年のPHC優勝、メモリハード、2025年の推奨)とscrypt(メモリハード、あまり使われない)。現在のベストプラクティスは、新規システムにはArgon2id、レガシーならbcryptでも可。入力は72バイトまでで、超えた分は黙って切り捨てられるため、パディングするかSHA-256を前段に置く。