_NET_SUPPORTED
ウィンドウマネージャが仕様のどの部分に対応すると主張しているかを、ルートウィンドウ上に列挙するEWMHのプロパティ。
EWMHは最初から全部入りか全部なしかの仕様ではなかった。タイル型ウィンドウマネージャはデスクトップ名にほとんど関心がなく、ミニマルなものはアイコンのジオメトリを丸ごと無視する。その答えが一覧である。ウィンドウマネージャは、理解するプロパティ、メッセージ、状態ごとに一つずつ、atomの配列を _NET_SUPPORTED に書き込む。_NET_WM_STATE_FULLSCREEN のような個々の値まで区別される。全画面にしたいプログラムはこの一覧を読み、atomがなければ別の方法を取る。
一覧は約束であって保証ではない。何に対応するつもりだったかを示すだけで、どれほどうまく動くかは分からず、ウィンドウマネージャが死んだあともルートに残り続ける。そのため _NET_SUPPORTING_WM_CHECK と合わせて読む必要がある。自分のマネージャが何を謳っているかは、xprop -root _NET_SUPPORTED で見られる。