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_NET_DESKTOP_VIEWPORT

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-24

画面より大きなデスクトップのうち、いま見えている部分を示すルートウィンドウのプロパティ。デスクトップごとに座標の組を一つ持ち、パンしないマネージャでは常に0,0である。

Xサーバーはデスクトップのことなど何も知らない。仮想デスクトップとはウィンドウマネージャがウィンドウに対して仕掛ける手品であり、tvtwm、olvwm、FVWMのパン方式はその最も文字どおりの形だ。画面はビューポートにすぎず、ユーザーが画面1枚分だけ右へスライドすると、ウィンドウマネージャはすべてのウィンドウを XMoveWindow で1画面分だけ左へ動かす。このプロパティは、ビューポートの左上隅のxとyを、デスクトップごとに一組ずつ公開する。「ビューポート」という語が選ばれたのは、「デスクトップ」がすでに使われていたからだ。ページャーは二つの数値を持つ ClientMessage で新しい位置を要求し、エッジフリッピングやページャー上のクリックも同じ呼び出しに行き着く。

大きなデスクトップを持たないウィンドウマネージャでも、ページャーが推測せずに済むよう、すべての組を0,0として公開することが仕様で求められている。ウィンドウ座標もそのあおりを受ける。右隣のページにあるウィンドウのxは画面幅より大きくなり、終了時に位置を保存するプログラムから見ると、ウィンドウが「消えた」ことになる。Compizは階層を逆転させ、ビューポートをワークスペースにした。シェルからキューブを回す手段が wmctrl -o 2560,0 だったのはそのためだ。このモデルはniriのようなスクロール型のWaylandコンポジタに受け継がれているが、完全にコンポジタの内部に閉じており、外から読めるものは何もない。

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