Nautilus
詳細情報
- 作成者
- Eazel
- 公開
- 種類
- ファイルマネージャ
- ライセンス
- GPL
- 公式サイト
- apps.gnome.org
- ソース
- gitlab.gnome.org
2001年からのGNOMEのファイルマネージャ。開発元はバージョン1.0の2か月後に倒産したドットコム企業だった。
Eazelは、Macintoshの古参たちが1999年に創業した会社で、GNOMEにFinderに匹敵するファイルマネージャを与えることを目指した。バージョン1.0は2001年3月、GNOME 1.4の直前に登場し、gmcを置き換えた。ウィンドウはBonoboのコンテナで、ディレクトリ表示、ツリー・履歴・メモを持つサイドバー、テキストや画像や音楽の埋め込みビューアがすべてコンポーネントだった。デスクトップアイコンの描画もこのプログラムが担った。2001年のハードウェアではこれは重く感じられ、GNOMEはその後の数年を、機能を削ぎ落とすことに費やした。
GNOME 2.6(2004年)は空間モードに切り替わり、すべてのフォルダが位置とサイズを記憶する専用ウィンドウで開くようになった。クラシックMacの流儀だ。利用者の評判は芳しくなく、ディストリビューションは無効化し、2.30(2010年)で断念した。GNOME 3.6(2012年)でプログラムの名称は「ファイル」に変わったが、実行ファイルは今もnautilusのままだ。MATEのCajaとCinnamonのNemoという派生版が、サイドバーとステータスバーも含めた昔の形を受け継いでいる。