Mir
詳細情報
- 作成者
- Canonical
- 公開
- 種類
- ディスプレイサーバー / コンポジタライブラリ
- ライセンス
- GPL 2/3
- 公式サイト
- mir-server.io
- ソース
- github.com/canonical/mir
Canonicalが2013年に、UbuntuのスマートフォンとデスクトップでWaylandの代わりとして打ち出した独自のディスプレイサーバー。2018年からはWaylandコンポジタを作るためのライブラリになっている。
2013年3月、Canonicalは約束していたWaylandへの移行を行わず、Unity 8と、同じインターフェースをスマートフォン、タブレット、PCで動かす計画のために独自のディスプレイサーバーを作ると発表した。その根拠にはWaylandの入力処理の欠陥に関する主張が含まれていたが、後に誤りと判明して撤回された。それでも傷は残り、Linux界の他の人々は、Canonicalが協力よりも作り直しを選んだと受け取った。同年秋にIntelがX用ドライバからXMirの対応を取り除き、Canonicalの選んだ道を容認しないと表明したことで、対立の構図が固まった。
MirはUbuntu Phoneで2015年に出荷されたが、デスクトップでUnity 8が標準になることはなかった。2017年4月にMark ShuttleworthがUnity 8とコンバージェンス計画の両方を中止し、UbuntuはX.Org上のGNOME、続いてWaylandへ戻った。ただしMirのチームは活動を続けることを許された。2018年秋のMir 1.0はWaylandプロトコルを話すようになり、現在は特定用途向けコンポジタを作るためのライブラリ群として生きている。キオスクやデジタルサイネージ向けのUbuntu Frame、そしてボランティアの力で生き延びたUnity 8であるUBportsのLomiriがその例だ。