マイケル・シュヴァルツ
Meltdownを発見したグラーツの研究者の一人。その後も毎年のように、同じプロセッサの新たな漏洩経路を見つけ続けた。
グラーツ工科大学のダニエル・グルスの研究室で博士課程の学生だったシュヴァルツは、2018年1月に公開されたMeltdownとSpectreの発見に関わった。同年中にはNetSpectreを示した。標的上で攻撃者がコードを実行しなくても、ネットワーク越しにデータを漏らせるSpectreの変種である。
2019年にはZombieLoadが続いた。Intel製CPUの内部バッファからデータを読み出すMDS攻撃の一つで、同じコア上のハイパースレッドをまたいでも成立する。現在はザールブリュッケンのCISPAで自身の研究グループを率いている。その成果は、Meltdownが単発のバグではなく、一つのジャンルの始まりだったことを思い出させる。