マロック機械
詳細情報
- 種類
- アナログ計算機
- 設計者
- R. R. M. Mallock
- 年
- 1933
- 場所
- ケンブリッジ
交流電流に数学の代役を務めさせ、連立方程式を解いたアナログ機械。
マロック機械は、1933年にR. R. M. マロックがケンブリッジ科学機器会社で製作した、連立一次方程式を電気的に解く装置である。各方程式を結合した変圧器の回路で表し、結合度を係数に合わせて交流を流すと、電流が方程式を満たす値に落ち着く。その値を電圧計で読み取れば解になる。扱えるのは未知数10個ほどまでだった。
両大戦間に作られた多くのアナログ計算機の一つで、ヴァネヴァー・ブッシュの微分解析機と同時代にあたる。長所は一度の答えが速いこと、短所は一つのことしかできず、組み替えが面倒なことだった。同じ連立方程式をプログラム制御のデジタル計算機が解けるようになると、他のアナログ計算機と同様に脚注の存在になった。