マシン識別コード
カラーレーザープリンタが出力するすべてのページに打つ、ほとんど見えない黄色い点の格子。シリアル番号と日時が符号化されている。
点の大きさは1ミリの何分の一かで、用紙全体に格子状に繰り返される。白地の黄色は肉眼ではほぼ見えないが、青い光を当てて拡大するとパターンが現れる。Xeroxの DocuColor では15×8の格子に、プリンタのシリアル番号と印刷の日付・時刻が入っている。形式を公開しているメーカーはなく、標準もなく、無効にする設定もない。
各社が導入したのは1990年代で、偽造紙幣を作った機械までたどれるようにしたい中央銀行や米国シークレットサービスの要請があった。2005年にEFFが数社のパターンの解読結果を公表した。2017年には話が少し違う方向で効いてきた。The Interceptが公開したNSAの報告書のスキャンに点が残っており、どのプリンタから、つまりどの職員から出た文書かが特定されたのである。