Lucent Technologies
詳細情報
- 存続期間
- 1996〜2006年
- 種別
- 通信機器メーカー
- 後継
- Alcatel-Lucent、のちにNokia
ベル研究所を抱えたAT&Tの機器部門。ドットコムバブル期にアメリカでもっとも広く保有された株であり、数年後には教科書どおりのバブル崩壊の例となった。
1996年、AT&Tは交換機、伝送装置、電話機の製造部門を別会社として分離した。トランジスタやUnix、C言語を生んだベル研究所もこの会社に移った。Lucentは猛烈な勢いでネットワークを増設する通信事業者に機器を売り、その株は個人投資家の人気銘柄になった。
成長の一部は、自社機器を買う顧客そのものに資金を貸す、いわゆるベンダーファイナンスに支えられていた。2000〜2001年に通信バブルが崩壊すると顧客は破綻し、融資は焦げ付き、株価は暴落して数万人が職を失った。2006年にフランスのAlcatelと合併し、Alcatel-Lucentは2016年にNokiaに買収された。こうしてフィンランドの企業がベル研究所を所有することになった。