ローダーミュージック
Commodore 64のゲームをテープから読み込む間に流れた音楽。ゲーム本体より記憶に残っていることも多い。
テープ版のゲームは、ターボローダーを使っても読み込みに数分かかることがあった。1980年代半ばから、パブリッシャーはローダー自体に小さなSIDの曲を入れるようになり、点滅するボーダーの代わりに待ち時間にBGMがついた。つまりローディングルーチンはテープからデータを読みつつ、並行してプレイヤールーチンがサウンドチップを鳴らす必要があった。実質的には割り込み駆動のロードである。
Ocean Software向けにMartin Galwayが作ったローディング曲は特に有名だ。世代によっては、タイトル曲と同じくらいゲームと結びついていて、いくつかはSIDアーカイブに独立したファイルとして残っている。ディスクが本格的に普及すると読み込み時間は短くなり、このジャンルは消えた。ただし次のパートを読み込む間に音楽を流すデモシーンのトラックモには、その発想が今も生きている。