マーティン・ガルウェイ
本来は想定されていないサンプル音声をSIDチップに鳴らさせた、Ocean Softwareの作曲家。
マーティン・ガルウェイ(1966年ベルファスト生まれ)はOcean Softwareで曲を書き、『Wizball』(1987年)、『Rambo』、『Arkanoid』、『Comic Bakery』、『Times of Lore』で名を上げた。Rob Hubbardが旋律を彫り上げたのに対し、ガルウェイはチップをサンプリングの方向へ押し進め、SIDにデジタル化した短いドラム音を鳴らさせるという、誰も無理だと思っていた芸当をやってのけた。
C64時代の後は米国に渡り、Origin Systemsで『Wing Commander』シリーズなどのオーディオを手がけた。Hubbardと同様、C64時代の作品はHVSCに保存されている。この時代のSID作曲家を論じるとき、二人の名前はほぼ必ず並んで挙がる。