LGPL
GNUの弱いコピーレフトライセンス。ライブラリ自体は自由なままだが、プロプライエタリなプログラムがリンクすることは許される。
1991年に「Library GPL」として登場し、1999年に「Lesser GPL」へ改称された。推し進めたのは Stallman 本人で、妥協の産物であることを名前で示したかったのだ。同時に「次のライブラリでこれを使うべきでない理由」という文章も書いている。ライブラリへの変更は公開しなければならないが、それを呼び出すだけのコードは好きなライセンスにできる。
注意点は、利用者が自分のバージョンのライブラリに差し替えられなければならないことだ。実際には動的リンクを意味する。静的リンクも認められるが、オブジェクトファイルの提供が必要になる。glibc はLGPLで、プロプライエタリソフトがLinux上で動けるのはそのおかげだ。Qt や FFmpeg もデフォルトのビルドではLGPLである。