glibc
GNUによるC標準ライブラリ実装で、ほぼすべてのLinuxディストリビューションの事実上の標準。巨大で複雑だが、はるか昔まで後方互換性を保つ。
1980年代にRoland McGrathが開発を始め、1995年から2012年まではUlrich Drepperが主なメンテナを務めた(論争の多い人物でもあった)。シンボルバージョニングのおかげで、glibc 2.36でもglibc 2.0に対してリンクされたバイナリが動く。サイズは約10MBで、競合のmuslは約600KBである。Ghost(CVE-2015-0235)やgethostbynameの欠陥など、glibc絡みのバグはしばしば大きなセキュリティ事案になった。ソースからのビルドには30分以上かかる。