Lexmark(レックスマーク)
詳細情報
- 設立
- 1991年
- 所有者
- Xerox(2025年から)
- 種類
- 企業
- 公式サイト
- lexmark.com
IBMから分離したプリンター部門。印刷技術よりも、米国の知的財産法に与えた影響のほうが大きい。
1991年、IBMはケンタッキー州レキシントンのプリンター・タイプライター事業をプライベートエクイティに売却した。社名はLexに「mark」を足したものだ。しばらくはIBMブランドのWheelwriterタイプライターを作り、その後は自社のレーザープリンターで相応の成功を収めた。
遺産は法廷にある。Lexmark対Static Control(2004年)では、トナーカートリッジをロックするチップはDMCAで保護されず、回避は合法だと判断された。Impression Products対Lexmark(2017年)は米最高裁まで進み、カートリッジを売った時点で特許権は消尽し、買い手が詰め替えてよいとされた。「修理する権利」の二本柱が、安いトナーを売りたがらない一社のせいで生まれたわけだ。2025年にはXeroxがLexmarkを買収した。