LEO
詳細情報
- 開発元
- J. Lyons & Co.
- 稼働
- 1951年
- 種別
- 業務用コンピュータ
英国のティーショップ会社がケーキの原価計算のために自前で作ったコンピュータ。世界初の業務用コンピュータである。
LEO(Lyons Electronic Office)は、日常的な商業事務に実際に使われた最初のコンピュータシステムで、作ったのは意外な組織だった。ベーカリー事業を抱えるティーショップチェーン、J. Lyons & Co.である。経営陣はケンブリッジでEDSACを見て、弾道計算ができる機械なら給与や在庫の計算もできると気づいた。LEO IはEDSACを忠実に手本にして作られ、1951年秋にベーカリーの生産高評価という最初の実務をこなした。
ケータリング会社がコンピュータを作るなど突飛に思えたが、Lyonsの読みは正しかった。事務データ処理はやがてコンピュータ最大の市場になる。この事業はLEO Computers Ltdとして分離され、1960年代まで機械を作り続けたが、合併を重ねた末にICLに吸収された。