Kodak
詳細情報
- 創業者
- ジョージ・イーストマン
- 公開年
- 1888(ブランド)
- 種別
- 写真・画像技術
デジタルカメラを発明し、そのせいで破産したフィルム業界の巨人。
1975年、Kodakの技術者スティーブ・サッソンが世界初のデジタルカメラを作った。重さ4キロ弱の箱に0.01メガピクセルのCCDを載せ、白黒画像をカセットテープに書き込むのに約23秒かかった。翌年には同僚のブライス・ベイヤーが、いまも携帯電話を含むほぼすべてのセンサーに使われるカラーフィルター配列の特許を取得した。
経営陣はこの技術がフィルム販売に何をもたらすかを理解したうえで、棚上げにした。1991年からプロ用デジタルカメラを出し、1992年にはフォトCDも始めたが、利益の源はあくまでフィルムと現像だった。その事業が消えると、同社は2012年に破産申請し、特許の多くを売却した。破壊的イノベーションを論じる本には必ず登場する事例である。