ジュリアーノ・リッツォ
タイ・ズオンとともに、古くからの暗号上の警告をTLSやウェブフレームワークへの実際の攻撃に変えたアルゼンチンのセキュリティ研究者。
2010年、二人はASP.NETが暗号化されたクッキーやビューステートのパディングに関する情報を漏らすこと、つまりパディングオラクルが成立することを示した。これで復号でき、最悪の場合はサーバーの設定ファイルまで読めた。Microsoftは月例サイクルとは別に緊急パッチを出した。
2011年にはTLS 1.0の予測可能な初期化ベクトルを突くBEAST、2012年にはTLS圧縮がリクエストをどう縮めるかを測ってセッションクッキーを復元するCRIMEが続いた。どちらの弱点も理論上は何年も前から知られていたが、新しかったのは、ブラウザベンダーを四半期以内に動かしたデモである。両方ともブエノスアイレスのekopartyで初披露され、この会議はTLSの進化に思わぬ発言力を持つことになった。