JN-25
詳細情報
- 種類
- 海軍作戦暗号
- 国
- 日本
- 使用期間
- 1939–1945
- 解読者
- 米海軍 HYPO局
大日本帝国海軍の主要な戦時暗号。暗号帳に加算式の暗号を重ねたもので、米軍のミッドウェー待ち伏せが成功した理由。
JN-25(米側の呼称)は、PURPLEのような機械式暗号ではなく、暗号帳に乱数を足して二重に暗号化する方式だった。単語や句に対応する約3万個の5桁の数字群からなり、各群は誤り検出のため3で割り切れる数に選ばれていた。送信前に、各群へ加算表から取った乱数を桁ごとに繰り上がりなしで足すので、同じ単語でも毎回違って見えた。
ハワイのHYPO局にいた米海軍の暗号解読班は、Joseph Rochefortの下で暗号帳と加算表の一部を復元し、断片を読めるようにした。1942年5月、これによって「AF」がミッドウェーを指すと突き止め、日本軍の攻撃を予測して待ち伏せを有利に運んだ。日本側は暗号帳を定期的に更新し、そのたびに解読者が追いつくまで通信は読めなくなった。