James P. Anderson
1972年と1980年の2本の報告書で、安全なOSと侵入検知の両方の土台を築いた米国のコンサルタント。
米空軍向けに書かれた「Computer Security Technology Planning Study」(1972年、通称アンダーソン報告書)は、リファレンスモニタという考え方を導入した。すべてのアクセスを仲介し、検証できるほど単純な、改ざん不能の小さな仕組みである。この概念は、オレンジブックやロジャー・シェルの仕事で重要な柱になった。
「Computer Security Threat Monitoring and Surveillance」(1980年)は、監査証跡を自動分析して、外部の侵入者と正規のアクセスを悪用する内部者の両方を捕まえることを提案した。これは後のIDSの最初の記述であり、1987年のドロシー・デニングのモデルはこれを直接土台にしている。アンダーソンは2007年に亡くなったが、専門家の輪の外に出ることはまれだった。