ウィリス・ウェア(Willis Ware)
1970年の報告書がコンピュータセキュリティの「出生証明書」とされる RAND の技術者。
ウィリス・ウェア(1920〜2013年)はプリンストンのフォン・ノイマンの IAS マシンに携わった後 RAND 研究所に移り、JOHNNIAC の開発に加わった。1967年にはタイムシェアリングシステムがユーザー間で機密情報を漏らすと警告し、1970年にはタスクフォースが国防科学委員会へ Security Controls for Computer Systems を提出した。ウェア報告書の結論は、セキュリティは後付けできないというものだ。業界はその後も後付けを試み続け、この結論を裏付け続けている。
1973年には連邦委員会の議長として、透明性、目的の限定、自分の記録を訂正する権利からなる「公正情報実施原則」をまとめた。GDPR を含め、その後のほぼすべてのデータ保護法がここに連なる。