Ion
固定フレームとタブを土台にした初期のタイリングウィンドウマネージャー。今ではもっぱらライセンスで記憶されている。
Tuomo Valkonenが2000年に公開したIonは、画面を大きさの変わらないフレームに分割し、新しいウィンドウはフォーカスのあるフレームにタブとして入る。ウィンドウが現れるたびにレイアウト全体を計算し直す後続のタイリング型とは正反対の設計である。操作はすべてキーボードで行い、Ion2以降は設定と拡張をLuaで書く。
Ion3はLGPLに、古いバージョンを配布するディストリビューションは名前を変えなければならないという条項を加えて出荷された。Debianなどはこれをパッケージングへの口出しと受け取り、プログラムを外した。2010年にコードはNotionとしてフォークされ、現在も保守されている。Ion自体は、たった1つのライセンス条項が、評判の良いプロジェクトを沈めうることを示す事例になった。