ihave/sendme
Usenetの「送る前に聞く」方式。隣接ノードには記事IDの一覧だけを送り、相手は足りない記事だけを注文する。
UUCPでは、ニュースはダイヤルアップのモデムでまとめて運ばれ、長距離通話は分単位で課金された。すべての記事をすべての隣接ノードに押し付ければ、別の経路ですでに届いている同じ記事が回線を2、3回通ることになる。そこでB Newsは2つの制御メッセージを加えた。送信側が持つMessage-IDの一覧を載せるihaveと、受信側が欲しいものだけを答えるsendmeである。
この取引は帯域を節約した代わりに時間を食った。夜に1回ダイヤルするだけの回線では、記事ごとに余分な往復が2回増えるからだ。方式はRFC 1036に記載され、今もNNTPのIHAVEコマンドの名として残っている。ただし問いと答えは数ミリ秒で済む。