ICB(Internet Citizen's Band)
1980年代後半のチャットシステム。IRCと同じ発想で競い、敗れたが、なぜか完全には終わらなかった。
名前は市民ラジオ(CB)から借りており、モデルも似ていた。ユーザーはチャンネルではなくグループに集まり、各グループには、人を追い出し、入室を許可し、トピックを変えられるモデレーターがいた。IRCが連結されたサーバーの木だったのに対し、ICBは中央サーバーを軸に作られた。そのおかげで単純で、ネットスプリットも起きなかったが、IRCに並ぶ規模への拡張は不可能になった。
1990年代に大衆を取ったのはIRCだが、ICBは小さな輪の中で生き残っている。最も有名な利用者はOpenBSDの開発者たちで、長く内部チャットとして使い続けた。技術的な保守性の表れで、あのプロジェクトにはよく似合う。