IT用語集 › ハードウェア › IBM 405

IBM 405

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24
詳細情報
開発元
IBM
発売
1934年
種類
パンチカード式タビュレーター
プログラミング
プラグボード
速度
毎分100枚強

数字だけでなく文字も印字できたタビュレーター。IBMが15年にわたって食いつないだ機械。

405型アルファベット式会計機は1934年に登場し、事実上IBMの製品ラインのすべてだった。カードの束を読み込み、選んだ欄をカウンターに加算し、小計付きで結果を印字する。その動作を決めるのはプラグボードで、オペレーターがカードの桁と印字位置のあいだにパッチコードを差し渡す。つまりプログラムは物理的な物体であり、取り外して壁に掛けておき、次の仕事の番が来たら戻すものだった。

新しさは名前に表れている。それ以前のタビュレーターは数字しか印字できず、合計には十分でも、名前が要る給与計算には役に立たなかった。文字を印字できるようになったことで、統計を計算するだけの機械が、記録を保管できる機械に変わった。時機も奇跡的だった。1935年に米国の社会保障制度が始まり、2600万人分の勘定を管理する必要が生じたのだ。IBMはこの契約を取った。機械は売らずにレンタルで出したため、個々の405が元を取ったあとも収益は入り続けた。

← 用語集に戻る