ヘリカルスキャン
傾いたドラム上で回転するヘッドが斜めのトラックを書く方式。テープを行ったり来たりさせずに、ヘッドとテープの相対速度を高く保てる。
速く走るテープに直線状のトラックを書くかわりに、ゆっくり送られるテープに対して傾けた回転ドラムにヘッドを載せる。ヘッドが一掃きするたびに短い斜めのトラックが描かれ、ヘッドとテープの相対速度は非常に高く、記録密度も高い。もとはビデオ(VHS、ベータマックス)のために発明され、のちにデータ用にも転用された。DAT/DDS、ExabyteのAIT、8mmなどがそうだ。
対極にあるのが、QIC、DLT、LTOが使うリニア・サーペンタイン記録である。高密度の代償は、機構的に繊細なドラムと、ヘッドが常にテープをこする部分の摩耗だ。