DAT(デジタルオーディオテープ)
詳細情報
- 開発
- Sony
- 発売年
- 1987年
- 種類
- デジタルオーディオテープ(カセット)
- 後継
- DDS(データバックアップ)
家庭のリビングでは失敗したが、DDSの名でサーバーバックアップの働き者になったデジタル音声テープ。
DAT(デジタルオーディオテープ)は1987年にSonyが発表し、細いテープに非圧縮PCM音声を、回転する斜めのヘッドで記録した。ビデオデッキから借りたヘリカルスキャン方式である。音質は優秀で、レコード会社が恐れたのはまさにそこだった。完全なデジタルコピーは売上を脅かし、コピー防止(SCMS)や米国の立法をめぐる争いが民生市場の勢いを削いだ。
コンピュータの世界は著作権など気にせず、この技術を採用した。DATから派生したDDS(Digital Data Storage)は1989年から、その後数十年にわたりサーバーバックアップの標準的な形式となり、大容量はLTOに取って代わられた。テープ一巻は数GB、のちには数十GBを保持した。