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Harmony(Qtクローン)

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-24

Trolltechの条件なしでKDEを作れるよう、Qtを自由なライセンスでゼロから書き直そうとした計画。Trolltechが折れたことで目的そのものが消えた。

KDEは1996年にQtを土台に選んだが、当時のQtは無料ではあっても自由ではなかった。ソースは読めても、変更を再配布できなかったのだ。DebianはKDEの同梱を拒み、フリーソフトウェア財団も推奨せず、GTKをもとに完全に自由な対抗策として1997年にGNOMEが始まった。Harmonyはもう一つの道で、QtのAPIをクラスごと、シグナルごとに自由なライセンスで一から実装し直し、KDEを一行も変えずにそれに対してコンパイルできるようにするものだった。1998年ごろに始動して実際に進展し、単純なQtプログラムならHarmonyにリンクして動かせた。

その間にKDEとTrolltechは交渉を続けた。1998年にKDE Free Qt Foundationが設立され、無料版が打ち切られた場合にQtがBSDライセンスになることが約束された。1999年にはQt 2.0が独自のQPLライセンスになったが、これはオープンソースの定義には適合してもGPLとは非互換で、KDEの問題は残った。2000年9月、Qt 2.2が商用ライセンスと並んでGPLでも公開されると、Harmonyには証明すべきことが何も残らず、終了した。不要になることで成功した、数少ないフリーソフトウェアのプロジェクトの一つだ。

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