ハードセクタディスク
各セクタの開始位置を、データから割り出すのではなく媒体に開けた物理的な穴で示していた初期のフロッピーディスク。
8インチと5.25インチのフロッピーには2種類あった。ハードセクタのディスクは、セクタごとに1つ(たとえば10個や16個)のインデックスホールと、トラック先頭を示すずれた位置の穴を1つ持ち、ドライブの光検出器が穴を検出して各セクタの開始位置を正確に知った。ソフトセクタのディスクはインデックスホールが1つだけで、コントローラはフォーマット時に書き込まれたアドレスマークを復号してセクタ境界を見つけた。
勝ったのはソフトセクタだった。同じディスクで異なるセクタ配置が使え、製造時に穴を開ける必要もなかったからだ。ハードセクタ媒体は1980年代初頭までに姿を消した。ハブの周りに並ぶ穴の輪が見分けるポイントである。