ゴニオメーター
左チャンネルを右チャンネルに対してプロットし、ステレオの広がり、バランス、位相の問題を計算せずに目で見られるようにするメーター。
原理はXYモードのオシロスコープである。左が一方の軸、右がもう一方の軸を駆動し、画像を45度回転させて、ミッド信号が縦、サイド信号が横に出るようにする。モノラルは縦の直線になる。左チャンネルだけの音は左に傾いた線になる。広がりのあるステレオミックスは表示全体を埋める雲のような形になり、逆相の成分は横に広がる。そこは最も出てほしくない場所だ。
名前は角度の測定に由来し、放送の世界から受け継がれた道具でもある。モノラルに折りたたむと番組の半分が打ち消されるのは、好みの問題ではなく明確な不具合だったからだ。ゴニオメーターは、同じことを一つの数値で示す位相相関計と並んで置かれることがほとんどである。