GMCP
Generic MUD Communication Protocol。テキストの脇を通る目に見えない副チャネルで、サーバーがゲームの状態をJSONで送ってくる。
元はAchaeaを運営するIron Realms EntertainmentのATCP2として生まれ、他のゲームにも採用されて中立的な名前になった。Telnetのサブネゴシエーション上のオプション201で動く。各メッセージはパッケージ名とJSONの組で、たとえばChar.Vitals {"hp":412,"maxhp":500}のようになる。
意義は、クライアントが画面をスクレイピングしなくてよくなったことにある。かつてプレイヤーは自分のHPを読むためだけにプロンプトに対する正規表現を書いていたが、GMCPなら整ったデータが届き、クライアントはゲージやマップやリストを描ける。Webが経験した内容と表示の分離を、20年遅れでTelnet上でやり直したわけだ。