ジェラルド・コームズ
商用のプロトコルアナライザが買えず1998年にEtherealを書き上げ、今もWiresharkの名でプロジェクトを率いているネットワークエンジニア。
コームズはカンザスシティの小さなISPで働いていたとき、トラフィックの調査が必要になり、当時の解析ツールの値段に驚いた。そこで自作し、1998年7月にオープンソースとして公開してEtherealと名づけた。libpcapを土台にし、tcpdumpと同じキャプチャファイルを読みながら、グラフィカルな画面と、数千人の貢献者が拡張していくプロトコルディセクタを備えていた。
2006年にコームズが転職すると、Etherealの商標は旧勤務先に残り、プロジェクトはWiresharkに改名された。コードも利用者もそのまま移った。以来三十年近くリードメンテナーを務めており、これはオープンソースの世界では、ディセクタにバグのないプロトコルアナライザと同じくらい珍しい。