IT用語集 › ハードウェア › ゲオルク・シュイッツ

ゲオルク・シュイッツ

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24
詳細情報
生誕
没
代表的業績
史上初めて販売された階差機関
国籍
スウェーデン

バベッジが完成させられなかった階差機関を作り上げ、ニューヨークの天文台に売ったストックホルムの弁護士。

ペール・ゲオルク・シュイッツは弁護士、新聞発行人、翻訳家で、シェイクスピアやボッカチオをスウェーデン語に訳した人物である。1834年に『エディンバラ・レビュー』でバベッジの機械の書評を読んだ。工房での訓練も資金もなかったが、息子がいた。息子のエドヴァルドとともに木と真鍮と厚紙で動作する試作機を作り、1843年に完成させた。1851年に議会が資金を出し、完成機は1853年に仕上がった。

この機械は1855年のパリ万博で金メダルを受け、翌年にニューヨーク州オールバニーのダドリー天文台へ5,000ドルで売却された。ロンドンでブライアン・ドンキンが作った複製は登記総局に納められ、ウィリアム・ファーが1864年のイングランド生命表に使った。つまりバベッジが約束し、1万7千ポンドの公費を費やしても果たせなかったこと、すなわち表を計算して印刷用の版まで自動で打ち出すことを、ストックホルムの借り部屋で二人の素人がやってのけたのである。

← 用語集に戻る