ガウシアンスプラッティング
普通の写真からフォトリアルな3Dシーンを構築し、リアルタイムで描画する技術。2023年のSIGGRAPHでフランスのInriaの研究グループが発表し、NeRFをほぼ一夜で古く見せてしまった。
シーンは、空間に置かれた数百万個の小さな半透明で視点依存のガウス分布で表される。各「スプラット」は位置、形、色、不透明度を持ち、描画結果が写真に一致するまでパラメータを最適化する。決め手は、ニューラルネットの中でレイを進める代わりに、通常のグラフィックスのようにラスタライズできる点で、1フレーム数秒と毎秒数百フレームの差になる。学習も数時間ではなく数分で済む。
用途は映像のVFX、不動産の内見、文化遺産の記録、ロボティクスなど。欠点は、ファイルが大きいこと、後から編集しにくいこと、写真が少ない部分にアーティファクトが出ることだ。