定着器(フューザー)
トナーを溶かして用紙に定着させるレーザープリンタの熱ローラー。印刷直後の紙が温かいのはこのため。
定着はゼログラフィの最終工程である。トナーは熱可塑性の粉末で、用紙の上に載っているだけなら指でこすれば落ちてしまう。そこで約180〜200℃に加熱したローラーと加圧ローラーの間を通し、熱と圧力で紙の繊維に溶かし込む。
この部品はレーザープリンタの消費電力の大半を占め、印刷前にウォームアップが必要になる理由でもある。近年のインスタントオン方式は、重いローラーの代わりに薄い定着フィルムやセラミックヒーターを使い、待ち時間を縮めている。定着器は消耗品で、劣化するとトナーが紙から剥がれ落ちるようになる。