フレームアロケーター
1フレームの間だけ作業用メモリを払い出し、フレームが終わると一括でリセットするリニアなメモリアロケーター。
スクラッチアロケーターやフレーム単位のリニアアロケーターとも呼ばれる。確保はポインタを進めるだけで、フリーリストも個別の解放も存在しない。フレームが終わればブロック全体を先頭へ一気に戻す。コマンドバッファ、中間配列、一時的な文字列など、ちょうど1フレームしか生きないデータにぴったりの方式である。
利点は、ゲーム内で最も熱いループから malloc やGCのオーバーヘッドとフラグメンテーションを追い出せることだ。前フレームのデータを次フレームに持ち越せるよう、ダブルバッファにすることも多い。データ指向のエンジン設計の定番で、アリーナアロケーターやスタックアロケーターの近縁にあたる。