フリッピーディスク
裏返して裏面にも記録する片面フロッピー。容量を倍にする安上がりな手段だった。
初期の5.25インチフロッピーは片面だけが検査済みだったが、媒体そのものは両面が磁性体だった。反対側の縁にライトプロテクトの切り欠きと2つ目のインデックスホールを開ければ、ディスクを裏返して片面ドライブで裏面も使える。両縁に切り欠きを最初から入れた「フリッピーディスク」も売られ、愛好家は専用のパンチで済ませた。
難点は、ドライブが下側の面を読み書きするため、裏面は「逆向き」に回転し、圧着パッドの圧力による摩耗を受けることだった。1980年代初めに両面ドライブが標準になると、この技は廃れた。