誤拒否(False decline)
正当なカード決済が、リスクエンジンに怪しいと判定されて拒否されること。
拒否は、イシュアー、加盟店独自の不正対策ルール、間に入る決済事業者のいずれからも起こりうる。よくある引き金は、海外からの購入、普段と違う高額、新しい端末、直前に別の場所で使われたカードなどだ。顧客に届くのは、たいてい理由の分からないDo not honorという一言だけである。
複数の業界調査によれば、誤拒否による損失は、防ごうとしている不正の被害額を上回るとされる。拒否された顧客は再試行せず、そのまま戻ってこないことも多いからだ。ブロックされた不正者と顧客はログ上で区別がつかないので、この問題は測定も難しい。データが増えれば改善する。3DS認証、ネットワークトークン、更新されたカード情報があれば、イシュアーは承認する根拠を得やすくなる。