Elm (メールクライアント)
詳細情報
- 作成者
- Dave Taylor
- 公開年
- 1986
- 種別
- メールクライアント
Unixで最初期のフルスクリーン型メールクライアント。1986年にHPで書かれ、Pineが登場するまで多くの大学で標準だった。
Dave Taylorは1986年、Hewlett-Packardの研究所でElm(ELectronic Mail)を書いた。当時のUnixにはmailやBerkeley Mailがあったが、いずれも行指向で、プロンプトにコマンドを打つ方式だった。Elmは画面にメッセージ一覧を表示し、カーソルを動かして一打鍵で読め、返信には好みのエディタを起動してくれた。
Taylorはプロジェクトを手放し、ボランティアの集団がUsenet Community Trustとして開発を引き継いだ。Elmは初心者に冷たいが堅実という評判で、Pineはまさにその評判に挑むために作られた。1995年公開のMuttはインターフェースの多くをElmから借り、「どのメールクライアントもひどいが、これは少しだけましだ」と自らを宣伝した。