エリー・バースティン
詳細情報
- 所属
- 代表的な業績
- SHAttered(2017年)、CAPTCHA研究
セキュリティ機構が安全に見えるだけだと証明することを得意とする、Googleのフランス人研究者。
バースティンはENSカシャンで博士号を取得してGoogleに入り、不正利用や詐欺の研究を率いた。初期にはスタンフォードの同僚たちと、Webで使われている文字・音声のCAPTCHAの多くが汎用ツールで自動的に解けることを示した。この結果は、業界が行動ベースの判定へ移る後押しとなった。
2017年にはマルク・ステーフェンスおよびCWIと共にSHAtteredを共著した。同じハッシュ値を持つ二つの異なるPDFという、初の公開SHA-1衝突である。計算量はおよそ6,500 CPU年と110 GPU年で、Googleにはたまたまそれだけの余力があった。SHA-1は2005年から理論上は破られていたが、業界が交渉をやめるには具体的な二つのファイルが必要だった。その後は、AIとセキュリティに軸足を移している。