SHA-1
詳細情報
- 種類
- ハッシュ関数
- 公開
- 1995
- 出力
- 160ビット
- 仕様
- FIPS 180-4
- 状態
- 非推奨
インターネット全体が20年にわたり頼ってきたハッシュ関数。破られたことが実証されてから退役させるまでに、さらに12年かかった。
NSAが設計し、1995年に公表された。2年後に公式な説明なしで撤回されたSHA-0の後継である。出力は160ビットで、誕生日攻撃の限界から衝突耐性は80ビット。当時でもぎりぎりの水準だった。
2005年にXiaoyun Wangが約2⁶⁹回の演算で済む理論的攻撃を示した。実証は2017年、GoogleとCWIのSHAtteredプロジェクトが同一ハッシュの2つのPDFを作成したときだ。2020年には選択プレフィックス衝突が続き、署名の偽造が現実になった。Gitは今もオブジェクトIDにSHA-1を使っており、SHA-256への移行を進めつつ衝突検知を後付けしている。