dxwm
詳細情報
- 作成者
- Digital Equipment Corporation
- 公開年
- 種類
- X11ウィンドウマネージャ
- 後継
- mwm
DECwindows独自のウィンドウマネージャ。XUIツールキットで作られ、Motifに取って代わられるまでVMSとUltrixのユーザーが付き合った。
DECが1988〜89年にVMSとUltrix向けにDECwindowsを出荷したとき、それは完結した環境で、セッションマネージャ、ログイン画面、そしてウィンドウマネージャのdxwmがそろっていた。dxwmは他のプログラムと同じXUIウィジェットで書かれ、すべてが統一された外観になった。ウィンドウにはタイトルバーがあり、アイコン化するボタンと最背面へ送るボタンが付く。アイコン化したウィンドウは、デスクトップに散らばらず、小さなタイルを並べたアイコンボックスにまとめられた。動作は、手で編集する設定ファイルではなく、セッションマネージャとXリソースで設定する。当時のウィンドウマネージャとしては珍しいやり方だった。
長続きはしなかった。DECはXUIをOpen Software Foundationに寄贈してMotifの基礎となり、1991年にDECwindows Motifが登場すると、dxwmはMotifのmwmに道を譲った。mwmはアイコンボックスをオプションとして引き継いだ。dxwmは乗り換えを拒む人のために数リリース残り、やがて消えた。Motifが不要にした、ベンダー独自のウィンドウマネージャの一つである。